ハチミツは蜜蜂が巣の中に貯蔵する天然の甘味料
花から集めた蜜が主原料です
砂糖とはショ糖という糖を主成分とした調味料ですが
白砂糖はここでは精製したお砂糖のことをさします
どちらも甘い味付けをするためのよく知られた調味料です
さて、この糖分は体のエネルギー減となる栄養素です
体にとっては必要な要素なのですが
エネルギーに変換しその後代謝されるために
ビタミンB群やカルシウムなどを必要とします
精製した白砂糖は純粋なショ糖、
他のものは入っておりません
これに対しハチミツはいろんなビタミンやミネラルが入っています
糖分がエネルギーに変換されるときに
ビタミンBやカルシウムが一緒に取り込まれずに
糖分単味で取り込まれた場合
体の中のビタミンBやカルシウムが持ち出しになってしまいます
この違いがハチミツ(黒砂糖もそうです)と精製した白砂糖の違いです
健康的にやせたい人が読む本
森下敬一 著
三笠書房 より
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今日は近くのスーパー、ツルヤに家内と一緒に行ってきました
私は特に買うものがないのでブラブラとしてました
以前に白砂糖とハチミツや黒砂糖との違いを書いてあった本を読み、
このブログでも書きました(白砂糖とハチミツは同じか)ので
お砂糖コーナーへ行ってみました
砂糖は調味料コーナーではなくお茶やコーヒーのコーナーにありました
調味料というより嗜好品扱いになるのでしょうか
砂糖の歴史をあらためて思い出しました(砂糖のあるところに・・・)
白砂糖のほかにてんさい糖、黒砂糖などいろいろあります
成分表示も100gあたりで表示されていて比較しやすいです
成分のところをパシャパシャと携帯電話で写しまして
家に帰ってから比べてみました
種類 | 白砂糖 | てんさい糖 | さとうきび粗糖 | 黒糖(粉末) | 黒糖(固形) |
エネルギー (kcal) | 399 | 390 | 395 | 382 | 354 |
たんぱく質 (g) | 0 | 0.2 | 0 | 1.0 | 1.7 |
脂質 (g) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
炭水化物 (g) | 99.7 | 97.5 | 98.3 | 94.5 | 897 |
ナトリウム (mg) | 0 | 15 | 5 | 36 | 27 |
カルシウム (mg) | 0 | 0-1 | 18 | 190 | 240 |
鉄 (mg) | 0 | 0-0.3 | 0.8 | 2.4 | 4.7 |
カリウム (mg) | 0 | 5-55 | 53 | 500 | 1100 |
マグネシウム (mg) | 0 | 0-0.3 | 7 | 49 | - |
白砂糖と比べると黒糖はミネラルが多いですね
しかも出来合いが粗雑な感じのもののほうがミネラルが多いように思えます
ハチミツも見ておくのだったと 自宅に帰ってから反省
値段も見ておくのだったと これも反省
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子供達がさとうきびをかじってみたい、
と言うので宿のご主人にお願いをしてみました
この時期はまだ熟していないそうですが
良さそうなのを選んで
カットしてくれました
パンダが笹の葉をかじるように、
外側の硬い皮を歯でむしりとり、
中の部分をクチャクチャぺっ、とやります
中はかなりみずみずしく、
咬んでいると黒砂糖の味がします
しかし、言われたようにまだ若い
冬が収穫時期だそうです
m(__)m
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今回の奄美大島では
黒砂糖を作っている工房を見学させてもらえましたので
サトウキビから黒砂糖を作る工程をまとめてみました
本来の収穫は12月以降なのですが
今回は観光用なのでしょうか
小さい工房で作っているところを見せてもいました
(奄美きょら海工房)
サトウキビは1トンあたり2万円で引き取ってくれるようです
とってきたサトウキビを圧搾して絞り汁を採ります
(さとうきびジュースとして飲むこと可 )
これを煮詰めていく・・
この中に絞り汁を入れて弱火で煮詰める・・・
汗だくになっています
沸騰はしていません
地味な作業です (暑い)
長い時間をかけて煮詰めると
黒くトロッとしてきます(糖蜜)
(これはパンにつけたり、ヨーグルトに乗せたりして使用できます)
だいぶ黒砂糖の味に近づいてきました
この糖蜜をさらに煮詰めていくと
おなじみの黒砂糖になるわけです
さとうきびジュースを飲むとわかりますが
かなりいろんな成分が入っていることを感じることができます
(砂糖のミネラル)
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糖分の食べ過ぎは歯にも体に良くないようですが、
一日にどれくらい食べてもいいものなのでしょうか?
糖分(⊂炭水化物)はむし歯にとっては必須のものです
逆に糖分が口の中に入ってこなければむし歯はできないと言えます
プラーク中のむし歯と糖分の関係はステファンカーブで説明できます
糖分を口に入れる回数(時間)が増えると脱灰の量が増えるので、
それでは糖分を口に入れる回数や、糖分が口に入っている時間が少なければ
いっぱい食べてもむし歯にならないのでしょうか?
・・・そうとも言えないようで、
糖分の量とむし歯の間にはやはり関係があることが、
いろいろな研究からわかってきています
2003年のWHO(世界保健機関)とFAO(国連食料農業機関)の共同会議では
次のような報告がありました
” 糖分の個人消費量が一日あたり40-50g以上の国ではむし歯がかなり多い
それに比べて一日あたり27g以下の国ではむし歯が非常に少ない 、 ”
つまり糖分をあまり食べない国の人のほうがむし歯も少ない、ということが言えます
またこの会議では糖分からとるエネルギーは全体の10%未満になることを勧めていますが
(10%以上食べている人はどうもカロリーオーバーになる傾向にあるようです)
一日2000キロカロリー必要な人は糖分が200キロカロリー未満になるようにしましょう
ということになります
糖分1gは4キロカロリーありますから200キロカロリー以下とは50g以下ということです
(10歳以上60歳以下の普通の女性の消費カロリーは2000キロカロリー±200程度です)
甘いものは不意に食べる機会もありますし
朝食、昼食、夕食にも含まれていますので
おやつとしての飲食物は大人の場合、一日50gだと多すぎますね
20gぐらいがいいのではないでしょうか
(これはあくまでも目安です
消費カロリーによって違ってきますし・・・
ただし糖分からとるエネルギーを、
総エネルギーの10%未満にすることは悪くないと思います
タンパク質や脂肪、糖分以外の炭水化物の量を減らしてまで 糖分を多くとるということは、
いわゆる偏食といえるかもしれません・・・)
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Author:atsu
2004年に長野県に引っ越してきました
たまにアイスホッケーとかテニスとかしています
最近は筋トレとゆるいランに変わってきました