子供の痛み

長男が学校で頭を強く打ったらしい
昼休みの体育館で遊んでいての出来事だったそうです
本人の話ではかなり激しい衝撃だったそうで、
しかも、そのあとちょっと気持ち悪くなったようです

次の日の朝は大丈夫そうでしたが、
その日の午後めまいがして耳から音が遠のいていく感じがした
立っていられなくなった、
などの話を聞くと不安になりまして、
佐久病院の救急外来に行くことにしました

長男はこの日のアイスホッケー練習をキャンセル
家内が次男を練習に連れて行き、
私が三男を連れ、長男と病院へ行きました

待つこと２時間、午後の９時・・・
病院への足取りも軽く待合室でも遊んで過ごせた三男ですが、
さすがに飽きてきたようです
眠くもなってきたようです
ぐずりだしたので表に出ようとしたところ、
「木本さーん」と、ようやく声をかけられました

眠くて疲れてぐずる三男を抱きかかえ診察室へ入ります
当番の先生が一通り長男を診察して下さり、
多分大丈夫でしょうとのこと、
CTも撮らないで終了となりました
その間三男大暴れ・・・

さて、暴れる三男を連れて外に出ようかとも思いましたが、
長男が、今ひとつ自分の状況をうまく説明できないと困るし、
今後の注意事項などを聞き漏らしてはいけない、などと思い、
診察中その場に控えていることにしたのでした

実際は控えるなどという大人しい状況ではなく
暴れる三男を抱いたりおろしたり、また押さえつけたりと騒がしい状況でした
あちこち動こうとしていた三男も押さえつけられて動けなくなってからは、
今度は「痛ーい！」と、最近覚えた言葉を連発
手を離せばまた逃げ出そうとするので再び抑え、
また痛ーいと泣き叫ぶ、を繰り返しました
担当の先生は冷静に、淡々と（ちょっと長々）仕事をこなしていきます
そのうち暴れ疲れたのか、
最後の方は、痛ーいと泣きながらも大人しく抱かれたままになる三男でした

診察が終わってほっとする私と長男（とにかく疲れた二人）
帰る途中もずっと泣き続ける三男
しきりに右手首を抑えて痛いとアピール
私がぎゅっと握っていたところです
こいつは結構物理的な痛みに強く、
痛いことで１０秒以上泣くことはあまりないのですが、
よっぽど眠かったのでしょう
（眠い時と食べ物をとられたときは泣きわめく）
延々と泣いておりました


さて家について靴を脱がせようと座らせた時、
三男の右腕が肘から変な方向に曲がっているではありませんか！
触るとぶらぶら・・・
ひょぇーーーっっっ

一瞬血の気が轢く私（サアーッと音が聞こえた）
腕折れちまった・・・
これを訴えていたのか…
本当に痛かったんだ…

今からまた佐久病院にいって２時間以上待って診察受けるのは厳しい
（必殺技）近所の懇意にしている整形外科のR先生に連絡
幸い自宅にいらっしゃいまして、
事情を話すとすぐに来てくださいました

「あ、抜けっちゃってますね」
と言って三男の腕をとり、
くっと曲げるとすぐ入っちゃいました

今まで泣いていた三男ですが、
あれっ？という顔
腕の痛みも取れたみたい
１秒で解決してしまいました
さすがですね
（神様　仏様　〇〇さま）

「これはですね、オカマのポーズのように腕を曲げるとですね・・・」
なんて治し方を聞いているうちに、
隣で三男はこっくりこっくり…

痛みから解放されてどっと疲れと眠気がおそってきたのでしょう
横にすると文字通りバタンキューでした
診察室では長男は治療をせずにすんだが、
逆に三男に怪我をさせてしまって帰ってきた


三男くん、ごめんチャイッ！！！

（翌日、にっこり笑って起きてくれてありがとう！！）

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Tricky match !!

全仏オープンも中盤

錦織の３回戦の相手は地元フランスのペア（て読むのか ?? 新聞に書いてあったけど）
対戦する前に錦織は「やりたくない相手だ」とコメントしていました
ペースがつかみにくい相手のようです

しかしこれに勝てばおそらく４回戦の相手はナダル
日本人としては是非勝って欲しい

試合が始まってみると確かにやり難い相手だと思いました
サーブは速いがダブルフォルトも多い
何でもないようなところで凡ミスをする
そうかと思うとそれを気にしないで次に凄い球を打ち込んでくる
野球のピッチャーでいう荒れ球ってやつでしょうか
こちらががんばってポイントとるとかじゃなく、
自分のミスでポイントを失うんじゃなく、
そんなポイントばっかり続いていたら、
自分のテニス、自分のペースが崩れてくるかもしれません

そんな変な流れの中、
ペアのほうがイライラしてきて、
第二セット終盤にラケットを叩き付けて警告をうけます
錦織もやり難いのか第一セットはとったものの、
第二セットはセットポイントを握られます
何とここで私は始めて見たのですが、
観客席のコーチからアドバイスを受けたとして二度目の警告
従って今度はポイントを失います
つまり、セットポイントは錦織が獲得、そしてデュース

ここで地元のファンからめちゃくちゃブーイング
すごいです

一番迷惑被ったのは錦織ではないでしょうか
観客がもの凄い勢いでペアを応援するようになってしまいました
何も悪いことしてないのに…

テクもある（バックハンド、ドロップショット、リターンうまい）し、
ランキングも24位

第二セットをとられてヤバいかなと思ってヒヤヒヤしてましたが、
その後二セット連取して勝ち取りました

凄いですね、錦織
本当に強くなったと思います


次のナダル戦、楽しみですね!!

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水質調査 2013

全国一斉水質調査が今年もありました
参加して何年目でしょうか、
小学生だった長男も、もう中三です
（６年目ですね）
去年の結果はこちら↓
http://www.japan-mizumap.org/003main/007outline/index.htm

臼田周辺の４カ所の川から水を汲んで、
COD（化学的酸素要求量）を測ります

去年川に落ちた長男は参加せず、
次男と二人で水を汲んできました
佐久穂の抜井川ではペットボトルを流してしまうアクシデントあり
今回の水汲みは全て次男がやってくれたのですが、
この川は川縁まで行く足場が悪く、
水汲み中も不安定な足場だったようです
そこでバランスを崩して川に落ちそうになったので、
ペットボトルを離してしまったとのこと

ペットボトルを離さず川に落ちた長男と、
川に落ちなかったけどペットボトルを流した次男
性格に違いがありますね
（ちなみに去年長男が落ちた川は十分手入れされた道があって、
　三男でも水汲みできそうな場所でした）

何年もやっているので検査はあっという間に終わりました
今年は４カ所どこも水がきれいだったような気がします
雨が降ると川はかなり濁ります
原因は農業のマルチシートにあるかもしれないという話がありました
肥料たっぷりの土が川に流れ込むとCODが高くなるかもしれないですね
山の中で自然を感じるには川を見ればいいと思います
千曲川も上流になるこの地域は、
水はきれいです
空気もきれいです
でも、この川はかなり人の手が入っています
川を毎日見ているといろんなことを考えてしまいます

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ビタミンAとグルタミン

皮膚や粘膜のIgA抗体は粘膜上皮や繊毛機能の維持に働きます
このIgA抗体の産生にはビタミンAとグルタミンが必要です


ビタミンAはIgA抗体産生の他にも、
免疫に関係するT細胞やB細胞などのリンバ級を活性化します
ビタミンAと言えば視覚に関するイメージが強いですが、
免疫にはとても大事なビタミンと言えます

ビタミンAはステロイドホルモンの仲間であり、
レチノールのほか、レチナール、レチノイン酸をビタミンAと言っています
食事からはレチノール、βカロチンの形で取り込まれ、
体内でレチノール、レチナール、レチノイン酸に変化します
日本では国際単位(IU)で表しますが、
アメリカではレチノール等量(RE)で示しています
1IU = 0.3μgRE 　∴1万IU = 3mgRE
日本人の栄養所要量は
　　１２才以上男　0.6mgRE (2000IU)
　　　　　　　女　0.54mgRE (1800IU) 妊婦、授乳婦はこれより多い
一般にビタミンAは肝臓に50万IUを蓄えることができ、
約１５０日の欠乏に耐えられるとされています
このような補償機能を生体が備えていることは、
ビタミンAがそれだけ重要な栄養素であり、
状況によっては欠乏を招きやすい栄養素であるとも言えるのではないでしょうか

ビタミンAは脂溶性で大量に摂取すると体内に蓄積し、
過剰症を起こすと言われています
ヒトでは7.5-60万IU/日を半年以上摂取し続けると過剰症になると言われています
また、大方の見方では2万5000IU/日を限度とするとしています
しかし、過剰症の副作用の報告は全てレチノイン酸の大量投与によるものであり
その評価の仕方に疑問ももたれています
日本ビタミン学会でも、
天然のビタミンAならばかなり多量に摂取しても副作用はないと報告されているようです


グルタミンはビタミンAとともにIgA抗体産生に関与しています
また、リンパ球の増殖能があり、
マクロファージや好中球を活性化させる働きもあります
一方リウマチなどの自己免疫疾患における過剰免疫の抑制にも有効であるようです
さらに、小腸吸収細胞が正常に機能するためのエネルギー源はグルタミンであります
このようにグルタミンは免疫力を維持、増強するために必要なアミノ酸であります

グルタミンは生体内の遊離アミノ酸の中では最も多く存在するアミノ酸です

体内で合成されることから必須アミノ酸ではありませんが、

非常時にはその需要が高まり必要量が増え、合成が追いつかない場合があります

そのため、準必須アミノ酸と位置づけられるようになっています

たとえばストレスなど体に負荷がかかった場合、

修復のための細胞分裂が活発になりますが、

その主なエネルギー源はグルタミンです

ストレスがかかると骨格筋からグルタミンが放出され、

免疫細胞のエネルギー源になったり、

超粘膜細胞のエネルギー源になったりします

（このとき骨格筋は疲弊していくわけですね）

従って、病気や激しい運動、加齢、減量などは、

グルタミンの需要が高まっていることを理解しなければなりません

グルタミンは必要に応じて適切に取り入れた方がいいでしょう

しかし、その必要量についてはまだはっきりとはわかっていないようです

健康な人は補充の必要はないでしょうが、

ストレスでどのくらい必要になるのか定説はありません

食事制限、激しい運動、風邪、下痢、胃潰瘍などの時には、

アメリカでは４－８g/日のグルタミン摂取を勧める医師が多いようです

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赤ちゃん馬

先週は近所のスエトシ牧場に行ってきました
ただ馬を見るだけなのですが、
近所だし、三男は喜ぶし、気軽に行けるところであります
次男もつれて４人で行ってきました

ついたところで小さな馬を発見
ひと月前に生まれたばかりだとか…
もう歯が生えてきてるので人参食べれるとのこと
薄くスライスした人参をあげると、

おぼつかない口使いでぺろっと食べます
可愛いですね
もう走れるんですけど、華奢です
でも、お腹や背中を触った感じは大人の馬の方が温かくって気持ちよかった

なんか見れば見るほど馬って可愛く思えてきます

馬の他、ネコや犬も出産し、
里親募集だそうです

赤ちゃんは動物も可愛いですね

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免疫グロブリン

「サーファーに花粉症はいない」という本があります
軽い本のようなタイトルですが、
内容は花粉症とビタミンDについてしっかりと書かれています
著者は斎藤糧三先生、お医者さんです
大変分かりやすい説明なので、
拝借させていただき、自分なりにまとめました

まずは、免疫グロブリンについてです


アレルギーは特定の抗原に対して免疫反応が過剰に起こる状態です
免疫反応とは生体の防御システムの一つで、
微生物や異物の排除と再侵入の防止を行っています
それから、がん細胞をやっつけることも免疫の仕事です
つまり、免疫反応とは体にとってなくてはならない仕組みであります
アレルギーはこの反応のバランスに問題があるために、
「人間にとって都合の悪い」症状がでてくるといえます

花粉症の症状は抗原抗体反応によって引き起こされます
その主役は抗体ですが、免疫グロブリンとも呼ばれています
これはリンパ球の一種であるB細胞という細胞から分化した、
形質細胞によって作られます

抗体の役割は抗原にくっついて、
　無毒化する、
　白血球に認識しやすいようにする（オプソニン効果）、
　抗原と効果細胞や抗原提示細胞を橋渡しし活性化する、
　炎症の出現を助ける補体というタンパク質を活性化する、
などたくさんあります

抗体にはIgA、IgG、IgM、IgD、IgEの５種類があります
IgEはアレルギー反応の主役ですが、
実は免疫グロブリンの中ではほんのわずかしかありません
（全抗体の0.001％以下）

抗体を作る形質細胞の８０％は粘膜固有層という粘膜付近に配備され、
粘膜の粘液上で活躍するIgA抗体を産生します
成人では一日に作られる抗体の60％以上をIgAが占めています
体の表面は皮膚と粘膜で覆われていますが、
粘膜の面積はなんとテニスコート1.5面分の広さもあります
皮膚の面積はその２００分の１しかありませn
つまり体表面のほとんどは粘膜と言えます
その粘膜面ではIgAがメインに働いていますので一番多いのもうなずけます

粘膜以外の全身ではIgA抗体の次に多いIgG抗体がメインに活動します
IgG抗体は抗体の約30％を占めます
IgAとIgGの２つの抗体が主に抗原を中和しようと働いています

IgMは抗原が侵入した時最初に反応し、抗原に対応します
抗原の特徴がはっきりしてくると、
より適した別の抗体にスイッチします
IgDは全体の１％でB細胞表面に存在します
その働きは分かっていないことも多いようですが、
脇役的存在のようです

IgE抗体の主な役割は、
抗原に出会うと”非常ベル”役として、
マスト細胞という「爆弾」を破裂させるスイッチを入れることです
抗原の侵入に組織全体で炎症を起こすことで対応します
このIgEは本来は寄生虫の撃退を目的に発達したと考えられています
花粉症の場合、この活動が盛んになることで、
人に不都合な症状がでるのです
IgAやIgG抗体はこの不都合な症状を起こさないように、
抗原をせっせと中和しているとも言えます

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免疫のメカニズム

「サーファーに花粉症はいない」という本があります
軽い本のようなタイトルですが、
内容は花粉症とビタミンDについてしっかりと書かれています
著者は斎藤糧三先生、お医者さんです


大変分かりやすい説明なので、
その「免疫のメカニズム」についての説明を拝借させていただきました
（ほぼ原文と同じです）


免疫は２つのステップを経て行われます
最初のステップは　抗原認識　です
これはリンパ球の一種である抗原提示細胞が行います
その中でも重要な役割を果たすのが、
免疫応答の仕分けを専門的に行っている「樹状細胞」という細胞です

樹状細胞は抗原の特性を認識して、
さらに全身のさまざまな部分の炎症状態を加味して考えて、
適切な免疫反応を導きます
つまり抗原提示細胞（の樹状細胞）は、
「抗原の特性や体内の炎症背景を判断しながら、
ペダルやハンドル操作をする」プロドライバーのような存在です。

抗原が入ってくるとドライバーである樹状細胞は、
その抗原に合わせて「免疫応答ペダル」を踏みます
すると２つ目のステップが始まります
そして、このペダルの踏み方に応じて、
抗原や侵入者に合わせた免疫反応系が働くのです

２０世紀の理論では、
免疫担当系を選択するペダルは一つだけで、
樹状細胞はこの一つのペダルの踏み具合で、
「Th１（ヘルパーT1）細胞系」と「Th２（ヘルパーT2）細胞系」
という２つの系のバランスを調整している、
とされていました
　　　「Th１（ヘルパーT1）細胞系」は
　　　　ウィルスや細胞内寄生菌に感染した細胞やがん細胞を撃退するリンパ球で、
　　　「Th２（ヘルパーT2）細胞系」は
　　　　抗原全般や白血球が貪食できない寄生虫などの大物を、
　　　　その抗原に対応した抗体の産生によって撃退・中和するリンパ球です

T細胞というリンパ球の総数は限られているため、
一方が増えれば一方が減る
例えば花粉症では、
関係するTh２細胞系が活性化され、
Th１系にはブレーキがかかる
これを「Th１/Th２バランス説」といい、
長年指示されてきました

しかし２１世紀になって研究が進み、
樹状細胞というドライバーは、
実は一つではなく、なんと４つの免疫応答ペダル、
Th１細胞系とTh２細胞系というアクセルに加え、
「Th17（ヘルパーT17）細胞系」というもう一つのアクセル、そして、
「Treg（制御性T)細胞系」というブレーキの４つを踏み分けていることが解明されました

「３つのアクセルと１つのブレーキ、合計４つのペダルを、
　身体に侵入してきた抗原に合わせて、
　抗原提示細胞の樹状細胞が踏み分けて免疫を調節している」
という新しい説が提唱され、
それが主流になっています

では、新しく発見された「Th１７細胞系」と「Treg細胞系」は、
Th１細胞系やTh２細胞系とは、
何がどう違い、どのような働きをするのでしょうか

リンパ系のT細胞による免疫は抗原特異的、
つまり１つの抗原に対して一対で免疫反応を繰り広げる抗体を産生する
（獲得免疫に携わる）、
いわばオーダーメイドの免疫反応をする集団と考えられてきました

しかしTh17細胞系はこの常識とは違い、
抗体の産生よりも、
非抗原特異的な炎症反応に従事する好中球を活性化するのが特徴です
炎症が起きている現場の細胞に向けて
「もっと貪食を積極的に行い、もっと炎症しなさい」と励ます働きをする、
炎症性ケミカルメディエーターをもっぱら分泌します
これでは炎症をエスカレートさせる「悪者」のようですが、そうではありません
このTh17細胞系が適度に働くと、抗体による獲得免疫ではなく、
白血球の半分以上を占める好中球が行う「自然免疫」が活発化します
すると好中球が明らかに「有害な侵入者」と判断できるカビ、細菌やがんに対して、
抗体産生を経ずにより素早く対処できるのです

一方、Treg細胞系は、Th１細胞系、Th２細胞系を抑制し、
抗炎症系のケミカルメディエーターだけを分泌する、
ブレーキ役を専門とするT細胞です
アレルギーに対しても重要な役割を果たしており、
Th２細胞系の特異的な抗体産生に対して、
アレルギー反応の主役であるIgEの産生を低下させると同時に、
IgEと抗原が結合しないように、特別に抗体IgGとIgAの産生を即す働きもします
この働きだけを考えると、
Treg細胞系はまるで免疫の世界に「平和」をもたらすピースメーカーのように思えます
しかし実際には、他のT細胞とのバランスが重要で、
このTreg細胞が優勢になり過ぎると、
がん細胞の排除に関与するTh１細胞系が抑制されたり、
Th17細胞系が減少して（Treg細胞とTh17細胞は表と裏の関係で、
Tregが増すと、Th17が作られにくくなる）、
がん細胞が排除されなくなる可能性が指摘されています
なお、現時点でも、
リンパ球のT細胞の種類や役割の全てが解明されているわけではありません
この稿では２０１１年において、
世界でほぼ認められていて、
理解しやすい分類を採用しました

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ビタミンDと花粉症

（なかなか治らない自分の花粉症について感じたことを書いたものです
　私は歯科医でアレルギーに関する専門家ではありませんので、
　正確な情報は専門家に委ねます）

ビタミンDの作用は、
体内カルシウムの調節や骨量維持がよく知られていますが、
それだけではありません
遺伝子を介した多くの作用によって、
さまざまな疾患に体する効果が期待されています
ヒト遺伝子の３％をビタミンDが制御することが知られるようになっています

また、ビタミンDはその作用機構や機能の多様性から、
ビタミンAとともにホルモンに分類されることがあります
（ビタミンとは人体では合成できない微量栄養素のことです
　ビタミンDは紫外線の作用により皮膚のコレステロールからも作られます
　この観点からビタミンではないという意見もあります
　しかし、消化管からのビタミンDの吸収が低下すると、
　ビタミンD欠乏症になることからビタミンD摂取は不可欠であると言えます）

ビタミンDの免疫系細胞に対する影響は、
驚くほど多岐にわたることがわかってきたようです
・Treg細胞を誘導する抗原提示細胞（寛容型樹状細胞）を分化誘導する
・Treg細胞から制御性ケミカルメディエーター分泌を促進して、
　Th１/Th２系を抑制する
・抗原提示細胞の成熟を妨げる（抗原提示細胞の抗原提示が弱くなる）
・抗体を産生するリンパ球への成熟分化を妨げる
・リンパ球の抗体産生を妨げる
まだまだあるようですが、これはその一部に過ぎません

WHOではビタミンDを国際標準物質とし、ビタミンDの0.025μgを１IUとしています
（したがってビタミンD１μgは40IUになります）
成人男性の場合、
１日3000 – 5000IUのビタミンDが体内で消費されているといわれています

ビタミンDは食事からも摂取されますが、
身体にあるビタミンDの大部分(90-100%)がコレステロールを原料に日光浴、
つまり皮膚に紫外線B波（UVB)が当たることによって、体内で合成されます
しかし、UVBは服やガラスを通過できませんので、
露出の少ない服を着たり、ガラス越しに太陽に当たっても、
残念ながらビタミンDは生成されません
また、日焼け止めクリームは有害な紫外線を遮断しますが、
UVBも遮断してしまいます
近代化された生活を送る現代人（特に日焼けを気にする女性）は、
ビタミンDが不足していると考えられます
日照が少ない緯度にすんでいる場合や、季節によってはさらに不足することでしょう

どのくらいの日光浴が必要か、
マイケル・ホリック博士という方が紫外線浴のガイドラインを作りました
北緯３５－５０度に住む日本人の場合、
　　紫外線B波(UVB)が地表に届く季節(２月−10月)の、
　　太陽が南中する前後２時間の間に、
　　半袖半ズボンで１５−２０分の日光浴を週に２,３回行う
ということを推奨しています

もし食べ物から4000IUのビタミンDを摂取しようとすると、
毎日、アンキモなら100g、生シイタケなら5kgも必要です

日光不足の場合はサプリメントで取り入れた方が楽ですね

サプリメントに関しては、
１日１万IU以下の摂取で副作用を生じたという報告はないそうですが、
厚生労働省が定めた成人ビタミンD耐用摂取上限量
（これを超えなければ習慣的に摂取をしても問題を生じない量）は、
2000IU（０歳児は1000IU）です
花粉のシーズンは4000ー5000IUぐらい服用したほうがいいようですが、
耐用摂取上限量を超えてしまうので、
不安な方は専門医と相談して決めた方がいいでしょう

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本日の血糖値（焼き肉のタレとカツカレー）

自分の血糖値の変化を調べてみました
6/19
起床時　　　　102　mg/dl

朝食はエゴマ油とバルサミコのサラダ、ベーコンとみそ汁
朝食１時間後　 99　mg/dl

糖質なしなので全く血糖値が上がりませんでした

昼食は牛肉とモヤシの炒め物と玄米ご飯２杯、みそ汁
昼食前　　　　 93　mg/dl
昼食後30分 199 mg/dl

この高値にビックリです
玄米ご飯がいけなかったのか、
それとも糖尿体質だったのか、といった思いがよぎりました
で、
昼食後1時間　 177
昼食後2時間 130
食後4時間半 87　mg/dl

もどり方はまずまずといったところでしょうか

そして夕食はカレー
私はご飯抜きにして野菜をたっぷり入れてもらって3杯、
そしてアボガドとエビのサラダ
夕食前　　　　 85
夕食後30分　 134
夕食後1時間 91　mg/dl

カレーは小麦粉が入っているので結構上がるかと思いましたが、
あまり上がりませんでした




昼食で血糖値が極端に上がったのは玄米ご飯が原因かと思い、
翌朝は玄米ご飯と卵かけご飯にしました

6/20
朝食前　　　　96
朝食後1時間　109
朝食後2時間　102 mg/dl

玄米ご飯では十数mgしか上がりませんでした

そういえば牛肉とモヤシはやけに甘かったので、
家内に聞いてみると、今回はいただいた焼き肉のタレを使ったとのこと
このタレでこんなに血糖値が上がってしまったのか？
（どうなんでしょうね）

昼は以前より試してみたかったカツカレー
実はカツカレー大好きなのですが、
外食時にどれくらい上がるのだろうか興味がありましたので、
今回は白米にカレー＋自宅で揚げたカツ
前日カレーのルーは試していますので、
白米とカツ（カツはパン粉に砂糖とか入っていますので）の影響を受けるはず

昼食前　　　　　93
昼食後1時間        104
昼食後2時間        113   mg/dl

思ったよりあまり上がらず…
よかった



この日は朝ジョギング14km、朝食後と昼食後に三男と1時間以上散歩してましたので、
運動量が結構多かったです
血糖値の上下動は少なかったようです

運動後の血糖値は少し高め
有酸素運動をすれば血糖値は下がると考えられますが、
けっこう運動すればアドレナリンとかが血糖値をあげることも考えられます
また、運動の影響で血糖値の上下動が少なかったのか・・・

血糖値測るといろいろと面白いですが、
頻繁の計測は針でプスプスと腕をさしまくるのが難点
（指先が簡単ですが、仕事上あまりできない場所なので）

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ウィンブルドン２０１３

今年もウィンブルドンが始まりました
去年はハラハラドキドキの中フェデラーが優勝
そして今年…

多分優勝争いはフェデラー、ジョコビッチ、ナダル、マレーの誰かになると思うのですが、
やはりフェデラーに勝って欲しい
かつての絶対的な強さはなくなりました
それでも現役で続けている間は勝っているところを見たいものです
絶対的な強さを誇っていたころのフェデラーは、
きれいなフォームと紳士的なプレースタイルをみて驚き楽しんでいました
負けることはあまりなかったので、
勝ち負けは全く気になりませんでした
たまに負けても、むしろ珍しいものを見逃さなくてよかった、なんて思ったりしてました
でも、今は違います
勝って欲しい
プレーを見ていても力が入ってしまいます

今No1は誰の目から見てもジョコビッチでしょう
グルテンフリーの食事にして身体が覚醒
細身の身体ながら相当タフです
そして膝の怪我で今年の始めまで欠場していたナダルですが、
ブランクで試合勘が鈍ってないか心配されていましたが、
クレーシーズンはほとんど負け無し
クレーキング健在です
マレーは腰の痛みから全仏も欠場
しかし、これは大事を取ってのこと
つまりウィンブルドンしか見ていないということになります
3人とも凄く強そうに見えてしまう

2週間前に行われた全仏準決勝ではジョコビッチとナダルが死闘を演じました
これがウィンブルドンまで影響するかなーと思っていたんですが、
先ほどのビデオでなんとナダルの初戦敗退という結果がでました
信じられませんね、


フェデラーの山にいたから
フェデラーにとっては負担が減ってよかった
（ナダルファンのかみさんは嘆いていますが）

皆が特別の思いで参加するのがウィンブルドンのようです
何がおこるか分かりませんね

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