モンサントの不自然な食べ物

「モンサントの不自然な食べ物」という映画を観てきました

モンサントというのは除草剤や遺伝子組み換え作物を作っている巨大他国性企業です
遺伝子組み換え作物が話題になったのはもうかなり前

最初にできた作物は日持ちのよいトマトだったとか…
たしか１９９０年代ですから比較的最近の話です

こんなもの食べるのか？
反対する人多いだろうなと思ってましたが、
遺伝子組み換え商品はとどまるところを知らず、
大豆、とうもろこし、綿、ナタネ、かぼちゃ、パパイヤ、アルファルファなどなど…
作物の種類も作付け面積もどんどん増えているようです
（モンサント関連の会社は遺伝子組み換え市場の９０％を占めているらしい）

多くの人が食べたくないのにどんどん増えている遺伝子組み換え作物
大企業の力強さが分かります
日本では遺伝子組み換えは栽培していませんが、
家畜の餌やお菓子に入っているでんぷんなどは輸入トウモロコシがメインに使われています
また、ナタネはほとんど輸入ですが、ほとんど遺伝子組み換え作物です
ナタネを輸入している港周辺の都道府県では遺伝子組み換えナタネが自生しているようです
すでに、遺伝子組み換え作物は日本全国を駆け巡っているのですね

怖いのはその商品だけでなく、
農産業そのものにも脅威になってくるということです
大企業と農家、
この間Wowowで、「震える牛」というドラマが放送されました
その中のワンシーンで大手スーパーができて地元の商店街が寂れていくという場面がありましたが、
これが国と国さらにはもっと大きな巨大企業での話になってくるわけです
自由競争と言えばそれまでですが、
一つの国の政策にも影響を与えることができる多国籍企業と個々の農家では勝負になるはずがない
映画の中でもメキシコのトウモロコシ農家、インドの綿農家の悲惨な状況が放送されました

さらにモンサントの脅威は種子にまで及んでいます
モンサントは世界一の種子会社でもあります
種子に特許をかけ、その作物を私有化して、
他の者には自由に生産を認めない世界
交雑でさえ特許侵害になるそうです

農作物は私の想像している以上に工業製品化されているように感じます
だいたい今日本で出回っている野菜の多くはF１種といって一代かぎりの作物だそうです
つまりできた作物の種を撒いて収穫するという連鎖がない
毎年種を購入しなければならないそうですが本当でしょうか？
農家の運命は種子会社に握られてしまうのでしょうか？

よくわからない世界だけど、自分が食べるものだけに不安覚えます

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ロシア語のしくみ

去年の夏子供たちに同行してロシアに行ってから、
ロシアのことをちょっと好きになりました
（ロシアといってもハバロフスク、ウラジオストク、
　ほとんど札幌に行くのと変わらない）

私が子供の頃はロシアはなくソビエト連邦
お隣の国なんですが、遠い国でした
国内の事情はよくわからず、
当時、自由の国と思っていたアメリカの敵国です
イメージと言えば第二次世界大戦後シベリア抑留された日本軍兵のこととか、
社会主義国で自由がないとか、
あまりいいイメージの噂はありませんでした

大学時代は札幌で過ごしましたが、
北海道の自衛隊は本当にソ連との戦争を想定した訓練をしていたとか…

そのソ連も私が大学を卒業してすぐに崩壊して、
ロシアになったのでした
現在テニスやアイスホッケーでは世界的にもトップレベルで、
有名な選手がいっぱいいますが、
まずロシア語という不思議な言語がまたロシアを分かりにくくさせていました

アルファベットはキリル文字ですが、
英語と同じものもあり、まったく見たことのない形もあり…
アルファベットといえば英語とかドイツ語ぐらいしか知らなかったので、
最初見た時は、何じゃこれ？？　といった感じでした

しかし、この不思議さがまた神秘的に感じて惹かれていくのでした
そして、ロシア語の発音　これも心地よい響きがしてくるのです
もちろん日本語の響きも心地よいのですが、
こちらは意味が分かりすぎるだけに響きを感じることは少ない
（響きを感じるということはロシア語はまだまだ遠いということになるのか？）

さて、「ロシア語のしくみ」という本があります
これが結構おもしろい
もともとドイツ語の復習のため「ドイツ語のしくみ」という本を読んだのですが、
これが何とも読みやすく、楽しくあっという間に読めてしまったので、
続いてロシア語の…も買ったのでした
（これを読んでもドイツ語やロシア語がスラスラ、ペラペラになるわけではないですが）

この不思議なロシア語は単語の変化がもの凄く多くて、
使いこなすには相当な訓練が必要かもしれません
ドイツ語にも名詞には男性、中性、女性がありますが、
ロシア語にもありまして、これが格変化します
日本語だと〜が、〜の、〜になどと変化するところが、
男性、中性、女性名詞のそれぞれで違うのです
また、形容詞も一緒に格変化させなければなりません
動詞は人称と単複で６通りに変化します
とにかくこの単語の変化がとても大変なようです（よくわかりませんが）

その反面言葉を並べるだけでことが足りることもあります
Она(彼女)とтам(そこ)という単語を組み合わせて
Она там. とすると
「彼女はそこにいます」という意味になります
英語のbe動詞がなくなったようですね

言葉のかじりかけでほとんど分かっていないわけですが、
必要に迫られていない（旅行や試験などないですから）ので気楽なものです
学生時代のドイツ語は（さぼっていたせいもあって）楽しくなかったですが、
ある程度文法は覚えることができました（忘れましたけど…）
ロシア語は、今はそのお気楽さで、不思議さを楽しめています

 

さて、ロシア語というとなぜか童話作家の立原えりかが頭に浮かんできます
なぜだか分かりませんが、
自分でも不思議に思っています
もう一度読み直してみようかな…

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ウォッカ

「ロシアは今日も荒れ模様」という本を読んでみました
米原万里さんというロシア語の通訳者でありエッセイストの著書です
彼女が言うには、ロシアとロシア人は退屈しないそうで、
ソ連崩壊前後あたりのロシア事情を面白く教えてくれる本であります
ソ連時代を知っている者からみるとロシア人というのは、
近くに住んでいる遠い人といった感じがありますが、
この本を読むと全くイメージが変わります
私がハバロフスクで出会った人たちも、
素朴で真面目なんだけど、なんとなくのんびりしていていい感じでした

ロシア人を語るにウォッカは欠かせないようで、
やっぱりもの凄く飲むようです
（その理由もなんとなくわかりました）
この本も最初はそのウォッカにまつわる話をいっぱいもってきています

私もウォッカは好きです
最初の出会いは北海道の学生時代
4年生か５年生の頃だったと思います
夏の実習中にライター（教官）の先生たちが話している言葉が耳に入りました
「アチーなー、こんな日はウォッカだな」
「俺、冷凍庫に冷やしてあるんだよね」
とかなんとかいっていたのだと思いますが、
お酒を冷凍庫に入れるというのは初めて聞きました
ウォッカはアルコール度数４０度ととても強いので、
氷点下でも凍らないのです
トロッとした液体になります

私も友人A君と試してみることにしました
ズブロッカという麦わらが入っているウォッカです
冷凍庫でショットグラスと一緒に冷やしておいて、
飲んでみました
強いと思っていたけど凄く冷たくてよくわからなかった
そして甘みもあるので真夏の暑い日にはもの凄く気持ちよかったのを覚えています
そして杯を重ねるうちに前後不覚になるのでした

ソ連の時代、ロシア人労働者の4人に一人はアル中何じゃないかという噂があったようですが、
こんな酒ばっか飲んでいたらそうなるかもしれませんね
本を読んでいるうちに懐かしくなって飲みたくなり、
ズブロッカとスミノルフが近所に売っていたので購入
近所の友人を呼んで焼き肉とともに飲んだのでした

さて、記憶はぶっ飛び次の日は完全休養日となりました
今日は飲むぞ、って思って飲むとだめだな
身体を壊さないようやはり少しだけがいいです
ロシアでは
「酒飲みは人生の前半肝臓を苦しめ、後半肝臓に苦しめられる」
といわれるそうですが、
むし歯や歯周病も然り
甘いものや歯磨きさぼりなどで歯や歯ぐきを苦しめると、
人生後半に歯や歯ぐきのことで苦しめられてしまうのでしょう

ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫) (2001/02/15) 米原 万里 商品詳細を見る

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佐渡の太鼓

佐渡島に行ってみよう

と、ふと思いました

なぜかというと去年の秋に「鼓童」を観たからです

鼓童はプロの和太鼓集団です

実は知り合いの方からコンサートのチケットを譲っていただいたのでして、

観に行くまでその名前を知りませんでした

軽井沢の大賀ホールという、おしゃれだけどちっちゃなホールでの演奏でした

開演前に壇上にそろった太鼓たちにまず惹かれました

 

演奏（というのでしょうか）はその音とパフォーマンスに圧倒されました

ふんどし一丁の男が真剣に太鼓を叩くその姿、その音に釘付けです

いやー、凄いものをみてしまったのでした

さて、我が家で一番太鼓が好きなのは、

今年２才になった三男です

棒があれば手当たり次第なんでも叩きます

預けた保育園でも太鼓は気に入ったようで、

嬉しそうに叩きまくっていたそうです

（太鼓がなければ他のものがどんどん破壊されていきそうな…）

鼓童が佐渡島を拠点とするグループだということがわかり、

そこで太鼓を叩けるという体験コースがあるということが分かったので、

この三男坊もさぞ喜ぶだろうと夏の佐渡島旅行を決めたのでした

（海もあるしね）

さて太鼓交流館という場所で太鼓に触らせてもらいました

他にも参加者が結構いて、

インストラクターの指導のもと楽しく、思いっきり太鼓を叩けました

三男くんはどうだったかというと…

その大音量に圧倒され、会場を飛び出してしまいました

何しろ大きい太鼓などは私の約70kgの身体にも響いてきます

十数キロぐらいの小さな身体にあの振動はきつかったかもしれません

（そういえばそれ以来太鼓を叩かなくなったなー）

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ヒロッシーニのカウンター

 訳あって次男と二人きりで一晩過ごしました
普段幼児がいるため入れないヒロッシーニですが、
今日はチャンスなので席をとってもらいました
二人で座ったのはカウンター席
初めてだけど、実は前から座ってみたかったところです
息子と並んで座ってみましたが、
カウンター席とテーブル席では全く違う雰囲気になります
周囲が消えて残るのは、
食事と隣の人とカウンターの向こう側

さて、中学二年になる次男はいろいろと難しい時期であります
母親のいうことは全く聞かず、
放っておけば全く勉強もせず、
・・・
心配なことを挙げるときりがなく、
どうしたものかと考えている最中の食事でした

さて、何をどう話そうかなどと考えていたが、
次男の方からポツリポツリとしゃべってきました
食事をしながらたわいない事も含めてしゃべっていると、
あっという間に時間は過ぎてしまいます
食事は当然もの凄く美味しかったし、なかなか有意義な時間でありました
次男も普段とは違った表情でよくしゃべっていました
本人がしゃべりたいことに、ただ耳を傾けていることに新鮮な気持ちになりました
（普段あんまりしゃべりたいことをしゃべっていないのかな）
カウンターで息子と二人で食事というのはなかなかいいものであります

自分が最後に父と二人で食事をしたのは、
山の上ホテル別館の地下、心庵
カウンター席でのことでした
長男次男はすでに生まれていて、
逗子にすんでいた時だったと思います
酔って肩を叩いて話しをする、
親子であれば、あっておかしくない風景だけど、
父の肩を親しげに叩くなんてことは幼児期ぐらいしかなかったかもしれません
三十年以上も封印されていたことだったのだと、今改めて思いました

その後入退院を繰り返し、あっという間に逝ってしまった父でした
カウンターでの食事が一番の思い出になっています




(それにしてもやっぱりヒロッシーニは美味しい！）

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コンディショニング（パーソナルトレーニング）

怪我しない（しにくい）身体を目指して、
現在スポーツトレーナーのNさんの指導を受けています

ここ数年で左足太もも、右足ふくらはぎなど3回肉離れをおこしています
年のせいか治るのも時間がかかるし、
治ったあとの筋肉の回復も時間がかかります
「年寄りは風邪と骨折に気をつけろ」とよくいいますが、
年と共に怪我をすると取り返しがつかなくなる可能性も高くなってきます
怪我が怖くなると運動に消極的になり、
さらに身体が弱っていく…という悪循環に陥ってしまいそうです

快適に身体を動かせるようにはどうしたらいいか試行錯誤していたのですが、
整形外科のA先生がちょうど佐久にもコンディショニング＆トレーニングスタジオを立ち上げてくれました
ここで、マンツーマンで身体のコンディショニングをしてくれるという、
まさに今私が求めているものができたのでした(^^)
現在まで4回みていただいてます

初日：
私の希望をお話しして身体の状態をチェックしてもらいました
片足で立った時のバランスが悪いことは以前より感じていましたが、
なかなか思うように身体が動かないことをさらに確認できました
肩甲骨と腹筋の調和がとれていないと言われたのが新鮮
片足で立った時のバランスは、
重心を低くして足の力をつけて支えるものだと思ってましたが、
腹筋と肩甲骨でバランスをとるイメージ
仕事柄肩と首にストレスが来やすいのか、
肩が固いと言われ、ストレッチポールというものを使用しました
これで肩甲骨周囲をリラックスさせ、
さらに片手片足のバランストレーニングもできます
この日は特に肩甲骨を中心としたトレーニングのように感じました

第二日：
脇腹の動きを見ると左脇が右に比べて力が入らない
無理に身体を動かそうとすると他の筋肉に力が入り、
ぎこちない動きになる
必要な筋肉を使わずに他で補おうとすると無理がでる…
これが怪我につながるのかもしれません
必要な筋肉の動きを意識できるように負荷の軽い運動で筋の動きを覚えさせる
脇腹を中心に使っている筋肉、使っていない筋肉、協調ということが意識できた日でした

第三日：
腹筋と足の筋肉の協調
体重移動の時に腹筋を意識することを感じました
実際の競技ではいろんな体勢で筋肉を使います
いわゆるよくやる腹筋運動などは腹直筋という真ん中の筋肉をメインに鍛えることになります
しかし身体をねじったりしながらお腹周りを安定させるには脇の筋肉も必要です
いろんな目立たない筋肉も活性化させていくことを感じました
それから、今まで右足を曲げて沈み込む時に、力が「抜ける」ことがよくありました
その辺りは必要な筋紡錘が活性化されていないわけなので、
筋紡錘も活性化させる？
とにかく、「目覚めよ、小さな筋肉たち！」という感じでした

第四日：
テニスやアイスホッケーなどの競技は走って移動し、
ボール(パック)を打つ、
という二つの動作があります
動きながらいろんなところにボール(パック)をコントロールするという別の運動をしなければなりません
後ろの軸足にしっかり溜め込んで体重移動をしてボールを打つことが常にできるわけではありません
場合によっては走りながら打たなければならない
足がどんな状況でもしっかり打てるようにするよう、いろんな状況でボールを打つ筋肉を活性化させる
特に足の内股の筋肉が弱かったようで、弱い足の筋肉を意識してのトレーニング
もう足がプルプルの状態
今回が一番しんどかったです

3週間に一回のコンディショニング・トレーニングですが、
確実に身体が変わってきています
これは年配の方の老化防止にもいいと思います

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