ブタクサを越えて「あぐりの湯」

先週の木曜日は小諸の温泉「あぐりの湯」までジョギング
距離約26km
以前軽井沢の風腰アリーナまで行きましたが、
大体同じ距離です
問題はアップダウンが結構あるということ
軽井沢までもアップ５０４m、ダウン１４６mで結構登りました

スタートが１０時過ぎ
本日の最高気温予想32℃とのことでちょうど暑さ真っ盛りですが、
水と本と着替えを背中にしょって出発しました
ルートはさくラさく小径から142号線の脇を通る千曲川に沿う道です
川っぺりは夏の草が刈り取っていないところはブタクサぼうぼう
こんなに生い茂って大丈夫かー、と思いつつブタクサの中を走ります

さくラさく小径の終点より先に大きな溜め池がみえました
川に沿って小道も見えたので行ってみたら、なんと行き止まり
溜め池をぐるっと一周して元に戻ってきてしまいました
1.4kmのロスです
まだ走り出して10kmもしてない時点ですのでまだ元気がありますが、
終盤このこと後悔するんじゃないだろか

あちらこちらにブタクサの大群がありますが、
 田んぼも黄色くなりつつあります
それより暑い
水は500mlしかもっていませんが、かなり汗でてきてます
13kmぐらいの地点にコンビニ店がありましたので、
水を買ってトイレ休憩

その後18km地点でコンビニ店、この先はコンビニもうありません
この13−18の間が登りが多くてほとんど歩きに近い状態でした
汗で黒いスパッツも粉ふいてネズミ色

19km付近の橋の上
凄く見晴らしがいいのですが、
ちょっと事件に巻き込まれランニングは一時中断です

一時間以上足止めを食いましたが取り直して再度出発
水の量は残りぎりぎりといったところか、
日陰がほとんどなかったのが辛かったですが、
景色はいい
　　　　
ようやくたどり着いたときは午後3時近く…
アップ４７４メートル、ダウン４９３メートルで、
臼田と標高はあまり変わらないということですか
待望のお風呂ですが、
２０分ぐらいは水風呂に浸かってました
身体が熱を持っていて水の中が気持ちいー
距離より暑さにまいったのかもしれません
まいったけれど、
売店のミツバチの巣（蜂の子ではありません）が売っていたのでゲット
これ、結構好きなんです
気分よく帰路につきました

翌日はブタクサのせいだと思いますが、
くしゃみがひどかったです
でも、それまで何ともなかったということは、
少し花粉に対する反応が変化しているのかもしれません
（いろいろと試しているものが効果でてきているのかも）

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ヒンギス復帰

全米オープンの女子ダブルス一回戦で、

元WTAランキング1位のマルチナ・ヒンギスが現役復帰しました

１９９７年にランキング1位になったのですが、現在は３２才

まだそんなトシなんですね、１６才でのNo.１だったわけだから…

ペアを組むのはハンチェコバ

こちらもベテランと呼ばれるようになってきました

対戦相手は現在ダブルスランキング1位、イタリアのエラーニ/ビンチ　ペア

一回戦でいきなりこんな試合が行われるなんてすごいことです

四人ともシングル、ダブルスともにうまく

特にパワーで押しまくるようなスタイルではないですから見応えあります

どんどんポーチにでるのはもちろんですが、

速い突き球のあとにアングルに沈めたり、

ロブも相手のバックサイドにふわっと上げたり、

ストレートに打ち込む展開も速いです

男子ダブルスと違ってそのプレーのうまさが勉強になります

（男子ダブルスは凄すぎて全然参考になりません）

結果はイタリアペアの貫禄勝ち

やはりブランクがあるヒンギスのミスが目立っていたようです

最後もダブっちゃったし…

大きな声を張り上げてパワーで押しまくるトップ女子のテニスを、

ゴリラがこん棒で殴り合っているような試合だと言っている人がいましたが、

なるほどうなずける

そんな中でもヒンギスは十分通用するクレバーなプレーをしていました

こういうプレーヤーがもっといてくれれば面白いんですけどね

ちなみに女子の注目選手はイタリアのC Giorgi

別にクレバーなテニスをするのではないのですが、

強くて「可愛い!!」のです

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望月強歩大会

日曜日は雨の降る中、望月で強歩大会がありました
望月は臼田の隣町ですが、
宮沢りえが出演した映画「たそがれ清兵衛」のロケ地になったところ
田んぼと家並みがいい雰囲気の場所です

参加するのは初めてですが、２６回目というから結構続いていますね
望月の体育館を出発して田んぼ道を２４km
順位を競うものではなく走っても歩いてもいいという、
まさに今の私にぴったりの大会であります
昨夜軽井沢でアイスホッケーの練習試合のあった長男、次男を叩き起こして出掛けました


途中の休憩所ではお茶と果物もあるとのことで、
写真でも撮りつつ気楽に行こうと思ってましたが、
実際には雨が強く降ったり止んだりで写真も小降りの時だけ

しかし、先月にあぐりの湯に行った時は晴れててへばりましたから、
太陽が隠れていて助かりました

タイムは2時間２３分
私のナビでは２４キロないようですが、
アップ５５３m、ダウン５５５mになっています
結構アップダウンありましたね

びしょびしょになった身体は近くの春日温泉で癒すことができました
走ったあとの温泉はサイコーですね
いつまでも浸っていたい…
春日温泉は近隣の露天風呂がある湯に比べると施設は見劣りしますが、
お湯が他とは違って肌がスベッとします
独特の湯ですね、佐久のあたりではこのお湯が一番好きです

お昼は近くの蕎麦屋、「職人館」に久しぶりに行きました
凄く美味しいのだけれども待たされるのに疲れて足が遠のいていましたが、
若いスタッフ（息子かと思ったら違うらしい）がテキパキと働いていて、
凄く雰囲気が変わっていました
食事も以前程待たずに食べることができました
とにかく野菜が美味しいし、もちろんソバも美味しい！
また行きたくなりました
（料理は味も大事だけど、食べるタイミングや雰囲気も大事ですね）

雨天の中楽しい一日となりました
（最後の占めは軽井沢まで息子たちのホッケー練習の送り迎えでした^^）

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コンディショニング ＆ トレーニング ( 5 round )

望月強歩大会の翌日はアキレス腱と腰の辺りが少し痛む感じ
身体も疲労感ありといったところです
朝のジョギングはサボりましたが、
夜のトレーニングスタジオは予約通りに行きました
だんだんトレーニングがハードになってきていたのでちょっと不安があったでのですが、
この日はコンディショニング中心になりました

身体を温めてからマッサージ中心です
疲労度の高い運動後の調整方法をいろいろと伺いました
基本は身体を温めて、ゆるめて延ばすことかな、
と感じましたが、どうでしょうか^^

10代、20代のころはストレッチなんか少ししかやらなかったですね
面倒だし、それよりも少しでも多くボール打ちたかったし…
それで何とかなっちゃってたんです
暴飲暴食しても何とかなっちゃう
その頃の身体はそれに耐えてきてましたが、
最近ではそんなことに耐えられなくなってきているようです
ごめんね、身体くん、やっと筋肉や骨（それに内蔵）と会話する気になりました

今回も疲労度高い場合のケア方法は大変参考になりました
翌日は温かい格好をしてウォーキング
夜のアイスホッケーは状況をみて見送りました（残念）
最近全然アイスホッケーには参加してません
メンバーの人に「忘れられちゃうよ！」とハッパかけられましたが、
今回はぐっと我慢

その翌日、幾分疲労は残ってますが身体は柔らかい感じ
このイメージ残しておきたいです！

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乳歯と永久歯の大きさ

乳歯と生え変わる永久歯
その大きさや形は違います
その形の違いが歯並びにも影響してくることがあります

生え変わりは大きく二つのグループに分けて見ていくとわかりやすいです
６才前後に抜け代わる前歯(切歯)：真ん中から数えて1番目と2番目の歯
小学校高学年ぐらいで抜け代わる側方歯群：真ん中から数えて3、4、5番目の歯

前歯（切歯）：前歯左右合わせて4本のことです

乳歯の前歯は生え変わる永久歯よりどれも小さいですので、
乳歯の前歯4本を足した長さは永久歯の前歯4本を足した長さより短いです
その差は、上顎では約8mm、下顎では5mmになります

乳歯の歯並びが閉鎖歯列といってどの歯も互いに接触していると、
前歯（切歯）の交換期には歯がうまく並ばなくなることがあります
歯と歯の間に隙間がある（空隙歯列）お子さんはたいていきれいに並びます
また、咬み合わせの面（まっすぐ立ったとき床と平行に近い面になります）に対して、
乳歯の前歯はより直立した状態になっていますが、
永久歯の前歯は少し角度がついています
そのため歯根より歯冠（頭の部分）の方が広がっていますので、
その広がりの部分で足りないスペースを確保できる場合もありますが、
角度がつきすぎる場合は出っ歯にみえます


側方歯群（前から3,4,5番目の歯）


前から数えて3番目の乳歯は乳犬歯、永久歯は犬歯といいます
4番目と5番目の乳歯は乳臼歯、永久歯は小臼歯といいます
小学生高学年で生え変わる子が多いですが、個人差が結構あります
この側方歯群の乳歯と永久歯を比較しますと、
3番目の犬歯は永久歯の方が大きく、
4番目はだいたい同じぐらいで、
5番目は乳歯の方が大きいことが分かります
この3本の歯の合計幅の乳歯群と永久歯群の差は上顎で1mm弱、下顎で3mm弱で
上下どちらも乳歯群の方が幅が大きいです

この幅をリーウェイスペースといいます

このリーウェイスペースがあるので切歯がきれいに並んでいれば、
理論上側方歯群は歯がきれいに並ぶ余裕がある、ということになります
これは平均値ですので個人差があり全ての人に当てはまるわけではありませんが、
多くの人はこの考え方に当てはまります
しかし、むし歯などで歯が削れて奥歯が寄ってくるとスペースが少なくなりますので、
治療した人も含めて、奥歯にむし歯があったお子さんは注意が必要です

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虚学のすすめ

白石良夫著：本居宣長の「うひ山ぶみ」の解説本を読んでみました
その本の最初に学問に対する彼の考えが述べられていますが、
ちょっと面白かったのでその部分の要約をご紹介します

　ー 学問は即効薬ではない ー
学んだ知識が社会生活に直接役に立つ学問を、実学といいます
この考えでゆくならば文学・哲学などの研究はさしずめ「虚学」ということになるでしょう
虚学というものに対して周囲の人は無理解であることが多く、
この学問で身を立てていくということは並大抵のことではありません

社会の要求というものは性急であり、
特にめまぐるしく変化する現代にあっては、
社会はいますぐ役にたつものを欲しがります
学問にもそれを求めます
つまり、即戦力になる学問を期待するのです

しかし、少しでも学問の世界に足を踏み入れたことのある人ならば、
本当の学問・研究がそんな即効薬みたいなものではないことを十分知っています
即効薬をつくるには、まずその前に地道な基礎研究の時間が必要ですが、
基礎研究そのものは、じつは現実社会でほとんど直接の役にはたたないものであります
したがいまして、社会生活に直接役にたつかどうかは、
その学問が社会に貢献しているかどうかの指標にはならないのであります
そもそも学問や研究というものは、俗世間の営みとは縁が薄いものです
ノーベル賞受賞者の知名度が受賞前後で天地のひらきがあることが、
それを如実に示しています

基礎研究は確かに現実の社会には直接の役にはたたないかもしれません
しかし、間接的には必ず社会との接点があります
ただ、それが目に見えて顕著ではないため、
せっかちな人はそれを、「役に立たない」というのです

学問には、その成果が見えるようになるまでに長い時間を要する分野もあります
そのような長い時間がたつと、成果が見えるようになっても、
社会と学問との接点はどうしても見えづらくなります
繰り返して述べますが、学問に即効薬はありません
即効薬ではないが、それなくして即効薬はつくれないのであります
成果結果のあらわれるまでに長い時間を要し、
社会との接点が理解されにくい学問、
それが虚学なのです

というようなことが書いてありました

医学、歯学などは世間的に見れば実学になるかもしれませんが、
その中にある基礎学、臨床学を考えると、
臨床学は実学、基礎学は虚学ということになるかもしれません
白石さんが述べているように、
昨今の大学歯学部も利益を生み出す科が優遇される風潮にあると感じます
基礎学問≒基礎体力
目に見えない小さな筋肉もバランスよく鍛えてこそ怪我のしにくい身体になっていくと思います

世の人たちの虚学といわれているものに対する再考を願うところです

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