歯の散歩道

(長野県佐久市）木本歯科ブログ　

ホーム > アーカイブ－ 2015年04月

髪の毛と花粉

今年は例年より花粉が多く飛んでいるようですが、
3月中はほとんど鼻水、鼻づまりがなく過ごすことができました

毎年いろいろと花粉対策を試してきましたが、
ようやくですが、なんとなく自分の体調がわかってきました
自分は花粉が原因で症状が出ることはわかっているのですが、
どうして症状が出る人と出ない人がいるのかということを毎年考えていました
それを体質というのでしょうが、
昔はアレルギーの人が少なかったということを考えると、
遺伝よりは環境に問題があるのでしょう
アレルギー体質になる原因は様々だと思います
去年は花粉が少なくてよくわかりませんでしたが、
今年は花粉が例年以上に多いです
今年のこの状況であまり症状が出ないということは、
体質がいいほうに変わってきたんじゃないかなと思っています
全く症状がでないわけではありません
くしゃみが出たり鼻が詰まりそうになったりすることもありますが、
鼻をかめばスッキリします

さて、今シーズン表を歩いていても平気なのに、
診療中、突然くしゃみが出ることがありました
立ったり歩いていたりしていても大丈夫なのですが、
いざ患者さんの口の中をみようとした時なんかに、
突然鼻がむずむずしてきてくしゃみが出てしまうことがあります
頭の上で大きなくしゃみをすると飛び上がってビックリしてしまう人もいます
（すみません）
息子から聞いたのですが、体の中で一番花粉がくっつく場所は「髪の毛」だそうです
ネットでいろいろ検索してみると、次のようなことがあちこちに書かれています
髪の毛の表面はタンパク質がうろこ状になっています(これをキューティクルといいます)
乾燥した髪の毛はキューティクルが開いて、お互いにこすれ合うと静電気ができます
この静電気に花粉が引き寄せられて、
このうろこ状の表面に花粉がひっかかって、大量の花粉を蓄えるようです

診察で口の中をみる時は患者さんの頭越しにみることがおおいです
つまり髪の毛は私の顔の間近
そのせいなのかとようやく納得しました
しかし、マスクもしているのにくしゃみが出るって、
よっぽど髪の毛にくっついているんですね

この時期だけは普通の医療用マスクではなく、
花粉用のマスクを使ってみようかと思います

先月自分の頭をなんとなくボウズにしてみましたが、
これも症状が少なくなった要因の一つかもしれません

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[ 2015/04/06 11:49 ] 花粉症 | TB(0) | CM(0)

魅惑の博物館

先週は上野の科学博物館に行ってきました
私の小学生時代は友達とよく来たものですし、
長男、次男も何度か連れて行きました
二人とも結構喜んでみてましたっけ
実物大のシロナガスクジラの模型が外にあって、
立派な入り口を入ると恐竜の骨があった、かな？

現在の博物館は増築して地球館と日本館に別れております
日本館は昔からの建物で、その脇に新しくできた地球館があります
入り口は新しく作ってあり、増築の影響かちょっと迷路のようです

三男をつれて来ようと思っていたのですが、
上野の公園口を降りるとそこはもう動物園があるって知っています
以前に三男と二人で駅に降りたときも、
何も言わなくても「あ、動物園だ」って改札から動物園まで一直線に歩き出します

今回は前もって博物館に行こうってずっと言い聞かせておきました
　[恐竜の骨があったり電車や動物がいっぱい並んでいる
　ナイトミュージアム(映画)みたいなところだよ…]
それを聞いていて三男も結構行く気になっていました
この日の上野の公園口は平日のせいか子供が少なかったようです
それに、海外からの観光客がすごく多いので、
今まで動物園に来た時と違った雰囲気になっていました
さらに、博物館に行くということで頭の中がいっぱいだということもあったためか、
三男は駅に降りても動物園のことを口に出しませんでした

博物館の前には蒸気機関車の実物がおいてありました
いきなり上機嫌になった三男ですが、
入り口は地下
中の静かで薄暗い雰囲気に足が止まりました
「もういいから、帰ろう」
「もう飽きたよ」
入ってまだ1分もしないうちにそんなことを言い出すしまつ
まあまあ、そんなこと言わないで、って親子三人手をつないでゆっくりと入ります

地球館の1階は生物のフロア
入り口最初にあったのはクジラの腸の実物
その腸に寄生虫が無数にくっついて並んでいました