親知らずが傾いてとなりの歯の側面にぶつかっている場合、
それ以上生えずに途中で止まったままになります
この場合、隣の歯がむし歯になることがあります
親知らずが全部生えているか、
あるいは全く骨のなかに埋まっている場合は、
隣の歯(第二大臼歯とか7番とかいっています)もきちんとみがけることが多いのですが、
歯ぐきの中にプラークが入ると歯ブラシが届かないので、
一所懸命歯みがきしているつもりでも、
そこは一年中歯みがきされていない場所となります
向かって一番左側の歯が親知らず
わかりにくいかもしれませんが、となりの第二大臼歯がどうやらむし歯になっているようです
この写真を見ると親知らずがくっついていた部分に黒い影があります
横から穴が空いている状態でした
このように凹んでいると、親知らずを抜いてもプラークが溜まってしまいます
穴を塞がなくてはなりませんが、実はこの治療は結構難しい
詰め物を入れる(充填処置といいます)必要がありますが、
歯ぐきの下、骨に近いところまで穴があいています
歯ぐきを切開して穴が全部見えるように広げます
むし歯になっている部分を取り除き穴の中をきれいにします
歯面が濡れていると材料がうまく接着しません
止血をして浸出液や唾液が流れ込まないような状態にします
その状態の間に急いで充填処置をします
材料が固まったら研磨、
よく洗浄して歯ぐきを縫合します
一番奥の歯の奥の面ですから鏡をつかわないと見えない場所ですが、
舌や頬の粘膜が邪魔になって鏡ですらうまく見えない場合もあります
舌が動くと唾液が滝のように歯の周りに流れ込んできたりします
器具と材料がうまく届くように顎を開けたり閉めたり調節しなければなりません
むし歯の位置、歯ぐきの位置、顎や舌の形態や動き方など人それぞれ
決まったやり方は無くその場その場で使える器具や材料、テクニック、
あらゆるものを駆使して処置します
歯の治療は奥にいくほど器具が届きにくくてお互い大変です
大変なのでむし歯にさせないことが一番なのですが、
そのためには親知らずの抜歯しかありません
全てのケースで第二大臼歯がむし歯になるわけではないので、
このような親知らずを見つけたら片っ端から抜歯をする訳ではありませんが、
「むし歯になったら抜く」と考えているならば、
わざわざむし歯を作るためにおいておくようなものなので、
思い切って親知らずを抜いたほうがいいかもしれません
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
(Oralmicrobiology : Philip D Marsh, Michael V Martin より)
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
7月12日の日曜日
群馬県の嬬恋村で行なわれたキャベツマラソン
知る人ぞ知る結構過酷なレースです
噂を聞きまして一度は走ってみようとエントリーしてみました
北軽井沢のちょっと先、
家から車で1時間半ぐらいのところです
ハーフマラソンなのですが、アップダウンが非常に多い
標高差は200m無いようですが、アップとダウンしかありません
しかも、スタートでいきなり急な下り
調子こいて体が温まらないうちにスピードだしちゃって、
下り終わったら結構キツくなってました
これを最後に登らなきゃならないって、そう思っただけでダメージ受けました
アップ、ダウン、アップ、アップ…
ジャザサイズの筋トレのように続く
前半で早くも辛くなってきました
思った以上にバテバテ
7,8km走ったところで明らかに足遅くなっている
これアップダウンだけのせいじゃない
すんごい暑さ、これがきついんだ
そういえばあまり猛暑の中を走ったことありませんでした
スタートは10時、お日様は高く日陰はなし
スタート前は雨も降らずによかったー、何て思ってましたが、
こんなに暑くなるとは思いませんでした
もっと朝早くにスタートすれば楽なのに…
いえいえ、過酷を売りにしているレースですので、
この暑さも織り込み済みなのでしょうね
2時間切るなんて到底無理!
何キロか走ったところで悟りました
そこで、寄り道
コースの途中に「愛妻の丘」という景色のいいスポットがあります
スタート前の説明にもありました
「素晴らしい見晴らし、嬬恋という場所に引っ掛けて、
妻に愛を叫ぶステージがあります
是非立ち寄ってください」、って
タイムロスになりますが、記録を諦めるとなると、
せっかくですから景色を楽しませていただくことにしました
確かに広々とした緑のキャベツ畑が青い空のもとひろがっていて素晴らしい
いつもお世話になっている妻にひと言叫ぼうかと思いましたが、
叫ぶ人はビデオ撮影されるようです
「絶対ムリ、無理!」(こっぱずかしい)
心の中で叫ぶことにしました
とにかく暑かったのですが、思ったよりもエイドステーションの間隔が短いのが助かりました
水を頭からぶっかけ、スポンジで首や手をフキフキ…
そのうち柄杓でザバーッとかけてもらう…
脱水症にならないようにとこまめに水飲んでたらお腹ちゃぽちゃぽ…
スタート前は怪我したふくらはぎのことを心配してましたが、
痛めてブチ切れる程のスピードなんてだすことなかったです
タイムは2時間21分
まあ、完走できてヨシとします
一つ気になったのは塩素の臭い
畑の消毒のためかもしれませんが、室内プールにいるようです
途中気持ち悪くなったのですが、暑さのためかこの塩素のためか…
これ、大丈夫なのかなー
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
-----------------------------------------------------
☆ 長野県 佐久市 歯科 ☆
木本歯科オフィシャルサイト はこちら
-----------------------------------------------------
Author:atsu
2004年に長野県に引っ越してきました
たまにアイスホッケーとかテニスとかしています
最近は筋トレとゆるいランに変わってきました