季節は大寒
一日中氷点下という日もでてきましたが、
先週珍しく暖かい日が続いいて雨が夜に降るという珍しい現象もおきました
しかし、暖かくなったとはいえ朝は冷えます
夜に降った雨は朝になると凍り、路面はツルツルになっていました

仕事が休みだったので少し日が出てから散歩に出ましたが、
凍った水たまりで思わず足を滑らせ仰け反ってしまいました
もう少しで尻餅をつくところでしたが、
凍った道の歩き方をすっかり忘れていました
札幌に住んでいた頃は普通にツルツルの雪道を歩いていましたし、
アイスホッケーのオフィシャルのときは普通の靴で氷上を歩いていましたので、
氷の上は滑らないで歩くのは分けないはずなのに…
うっかりしてました
踵から氷上に着地をすると間違いなくのけぞるようにこけます
悪路では踵から着地しないほうが安全です
山歩きでも同じことが言えると思います
しかし、歩きやすい道では踵から着地したほうがエネルギー効率が良いようで、
外で履く靴もそれを想定した作りになっているようです
わかりやすい図が「The story of the human body」という本に載っていましたので、
ちょっと引用させてもらいました

○は重心を表しており、上の絵は歩くときで下の絵は走ったときです
歩くときは足を振り出しそして振り下ろし踵で着地してつま先で蹴る
その時接地した足を中心にして体の重心が逆の振り子のように前に振れていきます
走るときは着地の時に関節を曲げて衝撃を吸収しますので重心は下がり、
蹴り出す時にまたあがっていきます
このように踵で着地をする歩き方は振り子の反動を利用して進むので、
膝を曲げて押し出す走り方に比べてエネルギーをあまり使わないで進むことができます
しかし、体の重心の前に踵を出して接地するので、
悪路で滑ったり、長距離やスピードを出した時などに体に負担がかかりやすいようです
ネット上ではいろいろな歩き方が提唱されているようです
日本でも足のさばき方、歩き方など古くからいろいろあるようです
どれもそれなりに理屈はあるようですが、状況によって使い分けるのが賢いのかなと
立つ、座るもそうですが、歩くことも奥が深そうですね
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