お盆前の晩のことでした
猫の鳴き声が聞こえてきます
また誰か落ちちゃったか?と一瞬焦りましたが、
ベランダに出ている我が猫は3匹
全員そろって河原の方を見ています
声は河原の方から来ています
どうもとても幼い猫の声です
以前シャーが屋根から落ちて一晩
ベランダで過ごしましたその時思ったのですが、
見知らぬ場所で一晩過ごすのは大変危険なことで、
さぞ不安であったでしょう
鳴き続けている子猫は親からはぐれたか捨てられたか…
その不安げな大きな鳴き声を聞いていると切なくなります
あんなに鳴いていたらカラスとかキツネやタヌキに襲われちゃいそうです
それも運命なんでしょうけど
ちなみにうちの猫たちは親の訓練のせいか、
野外では鳴き声をほとんどださなかったそうです
でも、親兄弟と離れて一人ぼっちになったらわからないですね
ところが翌日の晩も同じ猫の鳴き声が聞こえてきました
無事だったようです
明け方になって声のする方へ行ってみると、
その声は土手の草むらから聞こえてきました
割と大きな声でニャーっ、ニャーってひっきりなしに鳴いています
2日続けてこんな大きな声で鳴き続けるなんて相当エネルギー使ってると思います
私も下手くそな猫声でにゃ~と言いつつ草むらをかき分けてみると、
一瞬さーっと鼠色の塊が走り抜けて行きました
かなり小さい、そして沈黙
どこ行ったかわからなくなっちゃいました
コロボックルみたい
餌は虫とか食えるんだったら生き延びれるのかもしれませんね
この日から私はお盆休みに入りましたので、
体のメインテナンスです
整形外科いっていろいろアドバイス受けてきました
どこに行く予定もなし、ゆっくり自宅で休養です

さて昼過ぎて裏の土手から猫の声がまた聞こえてきました
三男が車の中から猫の声がすると言っています
行って見ると確かに土手に駐車してある軽自動車の中から聞こえてきます
「タイヤの中にいるよ!」って息子が言いますが、
よく見るとタイヤのシャッフトの奥に目が光る
このまま放っておくと車の持ち主が帰ってきて、
知らずにエンジンをかけたら大変ですね
手を伸ばしても奥へ逃げてしまって捕まえられません
タイヤの陰にうちにあった餌を少しばらまいて遠くから見てました
10分ぐらい経ったでしょうか
鳴きながら子猫が出てきて餌を食べました!
でも足を一歩踏み出したところでさっとまた引っ込んでしまいました
そこでニャーニャーと繰り返します
佐久もこの日は三十度越えです
私も疲れてきて諦めてうちに引っ込みました
夕方になって佐久病院の人たちが帰り道に通る様になりました
何人かの人が「あ、車から猫の声が聞こえてくるよ」
なんて話しているのがベランダからきこえてきます
車のワイパーに「猫注意してください」っていうメモを置いてくれました
実は息子に書いてくれって言われてたことでした(ずくなし)
そのうち
向かいの床屋さんが警察に連絡してくれたようで、
これから警察が来てくれるって、息子の報告を受けました
実はこれも息子に頼まれていたのですがサボってました
結局僕が提案したことが実現してよかったんだけど…
と息子から残念そうに言われました
(…の後は、ずくなしの父親だなということだと思います)

さて18時ごろになってパトカーがやってきました
喜ぶ子供たち
さて、どの様にするのでしょうか?
(続く)
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