歯を削ったところに「詰め物をする」 「被せ物をする」といいますが
被せ物はクラウンと言います
詰め物は一般的に直接詰めることを充填処置と言います
型をとって模型の上で作る詰め物をインレーと言います
材質は金属、セラミック、レジン、ハイブリッドレジン等いろいろですが
金属が分かりやすいので金属で説明します
クラウンは自分の歯全体を覆っている冠です
インレーは歯の中にはめ込む構造です
咬み合う面だけに詰めたものを I級インレーと言います
上の写真は I級インレーです
隣りの歯と接触する部分も削って詰める処置をしたものを II級インレーと言います
II級インレーは MOインレー、ODインレー、MODインレーがあります
手前の歯の方を向いている面(Mesial surface)
咬み合わせの面(Occlusal surface)
後ろの方を向いている面(Distal sruface)
この3つの面の組み合わせで名前を付けています
上の写真はMOインレーです
クラウンとインレーの中間のタイプにアンレーがあります
部分的に被せるタイプです
真ん中の歯がアンレーです
クラウンのようですが部分的に歯が見えています
左写真:左の2つの歯がアンレーです
右写真:裏から移したところです
外側は歯が見えていますが裏側はほとんど金属です
失った歯の形に応じて インレーやアンレー、クラウンなどを詰めたりかぶせたりします
ここに載せた写真の金属はゴールドやプラチナを多く含んだ材料です
しっかりしていてかなり良い材料と言えます
見方によっては芸術的な作品とも思えるのですが…
しかし、
白い材料のほうが好まれますし、
最近はあまり使われなくなってきています
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Author:atsu
2004年に長野県に引っ越してきました
たまにアイスホッケーとかテニスとかしています
最近は筋トレとゆるいランに変わってきました