歯を失ってしまった場合、
治療法としては
1 取り外し式の入れ歯を入れる
2 両脇の歯を土台として固定式のブリッジを入れる
3 無くなった歯の部位に人工歯根を埋め込み、
その上に人口の歯を作る
といった方法が考えられます
この 3番目の方法を
インプラント治療と通常言っております
さて、インプラントは両脇の歯を削ることもなく、
顎にしっかりくっついているので、
入れ歯やブリッジに比べて、
より自然な歯に近い感覚で使うことができます
すごくいい治療法である半面、
インプラントにも問題点はあります
気になる問題点としては、
a 全てのインプラントが絶対確実に骨としっかり結合するとは限らない
b 人工材料であるため治療が終わっても補修や修理が必要なことがある
c 外科手術の際に偶発症や合併症が起きる場合がある
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などが挙げられます
術中、術後に起こるこれらのことを十分理解したうえで、
インプラント治療を行う必要があります
術者との信頼関係なしにこの治療を行うことはできません
インプラントに限ったことではありませんが、
人工物は一生持つと保証できるものはありません
もちろん天然の歯にも言えることですが・・・
(それでも、こちらの推奨した方法でプランニングをし、
メインテナンスをしっかり受けている方には
当院ではインプラント体に問題が生じた場合の
修理、補修の保証は10年間行っております)
また、人工物とはいえ自分の体の一部です
他の歯と同様、あるいはそれ以上にしっかりとした
メインテナンスが必要です
定期的なメインテナンスを受ける気のない方は治療を受けない方がいいと思います
かなり一般に知られるようになってきたインプラント治療です
その成果は素晴らしいもので、
多くの方が満足されていることも事実です
しかし、現実のインプラント治療とかけ離れた期待を持たれないよう、
治療を受ける方は十分な理解と心構えが必要であると思います
。
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